7月最後となる7/31(木)に、当社品質管理センターの拠点となる宇治産業振興センターで開催の「夏休みものづくりフェス in 産業振興センター」へ参加しました。
38度の暑さの中での開催となりましたが、センター入り口周辺にはたくさんの自転車が留まり、かき氷や軽食などの屋台が複数出ており、お祭りのような賑わいの中で地元宇治の親子が楽しむ姿が見られました。
当社では、「宇治ベンチャー企業育成工場見学」に参加し、小中学生の親子約10名を対象に、10時30分からと11時30分からの40分・2コマで当社内での工場見学を実施しました。
今回“先生”となったのは、日本、トルコ、アメリカの国際色豊かなエンジニアたち。
子どもたちと掛け合いながら各スタートし、モノが見えるしくみや風が見えるしくみ、メトロウェザーが開発しているドップラー・ライダーについてなどを説明しました。
目の前でエアコンの風が揺れている紙をみんなで見て、「風が吹くとモノが動く」ことからドップラー・ライダーにとって重要な「光におけるドップラー効果」の話や、大阪・関西万博で風を可視化しているUIを紹介し、遠いところの風をUIとして見せるためのクラウドのしくみを説明しました。
さらに、ドップラー・ライダーにおける光・レーザーについてのお話の後、実際にみんなでレーザー安全用保護メガネをかけて、蛍光シートを用いて不可視レーザー光を見るデモンストレーションを行いました。
最後に、みんなで実際のドップラー・ライダーを見て、触れました。
「ライダーはいくらするの?」という質問から、10万円から1億円までの回答が出て盛り上がり、「将来、スマートフォンで風を見れるようになったら、ライダーがいらなくなって会社なくなるよ!」という鋭い指摘には、「日々研究・開発をやっていくことで、その時その時に必要な技術を提供できる会社であるように」という深い話まで行きつくような活気あふれる時間となりました。
最後に、当社エンジニアから子どもたちへの夏休みの宿題は、
「これからクラウドだけではなくて、インターネットでどうやって世界を変えられますか?」
これは日々進歩する世の中において、私たち自身にも日々問われている課題でもあります。
宇治の子どもたちが築く未来において、メトロウェザーがその時その時に必要となるソリューションを届けられる企業となれるよう進化を続けてまいります。
そして引き続き、地域、行政、企業、諸団体の皆さまと連携を続け、無限の可能性を持つ子どもたちへの活動支援を行い、社会の発展に取り組んでまいります。